市場のスナック

市場では、市場の中の人たちが食べる食事やスナックも多く売っている。

トップの写真はカンボジア、Kampotのイカした市場での生春巻き。
カンボジアの生春巻きは、ベトナムのと違い、ライスペーパーではなくて米粉を蒸したふにふにした食感の皮を使っているのが特徴。
中身は店により適当だけれど、やはり麺類と、ドクダミなどの生ハーブは定番。あとどうやら生海老ではなく、大ぶりの乾燥海老を使うのは共通しているよう。海老が主張しすぎなくて意外に好き。

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タレは、ヌクマム(カンボジアでは「トゥックトレイ」)、水、砂糖、ライム汁、唐辛子の定番ソースに、ここのはお粥が少し入っていた。この作り方は初めて食べたけれど、正直お粥が入っている意味がよくわからなかった…。

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こちらはお粥そのもの。
私はお粥が大好物中の大好物で、香港系のふわふわしたお粥も好きだし、ベトナムの肉の内臓が入ったお粥も好き。
そしてこれ、カンボジアのお粥は、下に生野菜がばりばり入ったスープ系のお粥。生のもやしの上から熱いお粥をかけ、しんなりさせながら食べるとおいしい。

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これも市場のスナック。淡水魚(雷魚)の素焼き。
右側は、血を固めたプディングをはんぺん状に焼いたもの。

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激ウマ、鶏足の炭火焼き。
市場には生きた鶏が運びこまれ、その場で絞めて血抜きをし、食肉として売っているからか、鶏の美味さが日本と全く違う。そのへんの鶏が、名古屋コーチンとか比内地鶏のよな弾力と旨味があるのでした。(azu)

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