森の野菜ロール

ベトナム語で「Rau rừng cuốn」という豪華な野菜料理があります。
日本語では「森の野菜ロール」というこの料理、もともとは北ベトナムの料理のようで、サイゴンではあまり見かけません。もしかすると北部出身の方が経営しているお店に行けば、食べることができるかもしれません。

この料理、ライスペーパーに茹豚のスライスと野菜を巻き、タレに付けて食べるのですが、野菜の種類がいかにも東南アジアらしくて楽しめます。

マンゴーの若葉、芹科の植物、芥子菜、何種類かのハーブ、キュウリなどの野菜のほか、青くて渋いバナナ、未熟のスターフルーツという南国果物が笊にテンコ盛りになって出てきます。大笊にテンコ盛りですが、野菜の味は辛みあり、渋みありと多様なので飽きることなく最後まで食べることができます。

タレは発酵させた鰯にパイナップルジュースを加えたもの。タレだけで食べるとちょっとアレですが、浸けダレにすれば生臭さもなく、かなり美味です。

残留農薬が気になるアジアの野菜ですが、僕のオーダーした野菜には元気なイモムシがいたので、まあ大丈夫ということです。

「Rau rừng 」が森の野菜という意味で、「cuốn」は巻くという言葉です。

下の写真は中部ベトナムの国境を越えてカンボジア領に入ったあたりの森。焼き畑の煙が悲しい写真です。(Ken)